こど看著『子どもの傷つきやすいこころの守りかた』株式会社KADOKAWA(2023年)
書店で帯の『大人の不機嫌は子どもを無理やりいい子にさせる』という言葉を見かけ、自分の幼少期を思い出しました。
言語でコミニュケーションが取れる子供とのやり取りが学べる本書ですが、娘(1)が喋れない今のうちから学んでおこうと購入し、読了しました。
著者のこど看氏が子供とかかわる上で大切にしている合言葉があります。
お 脅かさない。
す すぐに助言しない。
し 叱責しない。
さ 最後まで話を聞く。
い 意向を軽視しない。
こ 子供のが使う言葉を使う。
う 疑わずにいったん信じる。
か 感情を否定しない。
よ 余計なひとことをを言わない。
上記の『おすしさいこうかよ』です。詳しくは本を購入して読んでみてください。
やぎ氏は読んでみて『しっかりしてる』『真面目な子だ』という周りの言葉がプレッシャーになっていた幼少期の自分を思い出しました。
不良もののドラマでも違和感をずっと感じていたんですよね。先生たちはヤンキー共につきっきりになり、『真面目』『しっかり者』『おとなしい』子たちは静かに黙って心をすり減らしているんですよね。
あと記憶に残った文章を少し紹介します。
『子供の話を聞くコツは、子供の話を聞くこと。』
『「大丈夫?」には「大丈夫」としか返せない。』
育児だけでなく、職場や夫婦間でも学びになる本だと思います。余計なひとことを言わない。なんて特にね。
嫁子も読むかな?
完
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