久しぶりの『やぎ氏の迷走投資』
今回の企業は日本たばこ産業(JT)です。
メビウス、セブンスター、ピースなどの世界でも人気のあるブランドを有し、日本では独占企業かつ、筆頭株主は日本政府で高配当という人気すぎて面白みのないカチカチなやぎ氏好みの企業です。
とは言いつつもやぎ氏は迷っておりました。日本の人口減少もありますが健康志向の世の中、副流煙問題、増税などにより煙草業界は衰退の道を辿ると考えているからです。
そんな折、ロシアに工場を持つJTは今年の春、大きく株価を下降させました。
やぎ氏はワキ汗ダラダラになりながら、自分に言い聞かせました。『自分はトレードで稼ぐつもりはないんだ、愚直に毎年配当金を貰うだけだ!』と。
そして、投資成功の格言
『投資で成功するのは買ったことを忘れた人と死んだ人』
という言葉を思い出し、やぎ氏は半年ほどヨダレを垂らしながら気絶しておりました。
そしてときは流れ11月、Twitterのトレンドが目に止まります。日本たばこ産業は前期配当一株140円から188円への増配を発表!
するとみるみる株価は急上昇し、一時は一株2,800円代となりました。やぎ氏の購入時は2,340円ほどでしたので45,000円ほどの利益となります。
また来期は減配し、株価を落とすかもしれません。JTを売って目先の45,000円を取りあえず利確させるか迷いました···。
ですがここでもう一度、株価が急降下したときの気持ちを思い出しました!
『自分はトレードで稼ぐつもりはないんだ、愚直に毎年配当金を貰うだけだ!』と。
やぎ氏は現在JTを100株保有しているため年間配当金は18,800円(税引前)です。
株価の乱高下なんて気にせず、持ち株の事は忘れて、労働に勤しむ事にします。
完
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