こんばんは
やぎ氏、呑んでます。
嫁子はやぎ氏がバカみたいに『呑みに行きたい。』と言えば必ず『いいよ』って言うと思います。
だからこそ、今まで言ったことなかったけど、今日は行きました。
やぎ氏が20代前半の頃から通っている、庵が来月に店じまいしてしまうからです。
嫁子とも結婚する前に一度、2人で行きました。
まだ庵を知る前の若造だったやぎ氏、職場から自宅までの道に佇む、雰囲気のあるお店・庵がずっと気になっていました。
そんな折に酒呑みの先輩に『こだわりの強い頑固オヤジと愛嬌のあるお母さんが2人で切り盛りしている、こじんまりとした店ないですか?』と。
そこで教えてもらったのが、まさしくずっと気になっていた庵だったのです!
今から10年以上前です。
今年の6月23日に『体力的な問題で』お店を辞めるそうです。ちなみに店舗も屋号もそのまま次の若い人に売り、引き継ぐとのこと。
やぎ氏は庵のマスターとお母さん、常連さん達や冬季しかないメニューの湯豆腐が大好きでした。
独身時代のやぎ氏は、夕食は居酒屋というぶっ壊れた生活をしていたので、庵にもよく夕食をとりに来ました。
豚肉の味噌漬けが、美味いんだ!
肉を2切れ毎に白飯を頼んで、ジャーの米を食い尽くしたこともあります。
メニューにない。海藻のしゃぶしゃぶを頼んで、しゃぶしゃぶしながらビール1杯呑んで帰る。プロの酒呑みも出現します。
マスターとお母さんには、実家の家族のこと、職場の新人時代の悩み、始めて後輩ができたときの部下指導、彼女(嫁子)ができたときのこと。色々相談しました。
ダメだ…
思い出が多すぎる。
10年くらい前、マスターに庵Tシャツを欲しがったことがありますが。『Tシャツで商売してないから』と断られたことがあります。
でも今日、もらいました。
嬉しいです。ですが悲しいです。
ノスケさんみたいに素晴らしい出会いがあるということは、悲しい別れもあるということなのでしょう。
写真とか撮る雰囲気の店ではないですが、帰り際に店の写真だけ撮りました。
以上
アンニュイやぎ氏でした。
完
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