デビッド・ワイズはイギリス出身でレア社に籍を置いていた。主にゲームミュージックを作曲する音楽家である。
彼の最も著名な作品は『スーパードンキーコング』シリーズであり、スーパーファミコン史上最良のサウンドであったと広く認知されている。とやぎ氏は思っている。
やぎ氏が最近、出張先のホテルの部屋で30代4人で酒を呑んでいたときのお話。
そのホテルは部屋のテレビでYouTubeを観れるって事で適当に音楽を流していたんだけど、やぎ氏がドンキーコングの曲を選択した途端に皆、熱くなり昔を懐かしみ、なぜか感動的な雰囲気に···。
ゲーム音楽の恐ろしさは『プレイしていた当時の環境ごと思い出す』ところにあると考察するよ。
やぎ氏の場合、当時は悩みのない小学生であり、兄と笑い合いながら交代してプレイしていて、寝たきりで亡くなった祖母も当時は超健康体で微笑みながらその様子を眺めていました。
くどくど御託を並べてみましたが、やぎ氏オヌヌメの3曲を紹介します。
①Aquatic Ambience
これは主に海のステージで流れる曲です。海のグラフィックが美しく、このゆったりと柔らかな曲と相まって癒し効果が期待できます。デビッド・ワイズ氏の1番のお気に入りらしい。
②Gangplank Galleon
ラスボスであるキング・クルール戦での曲です。最初は陽気な音楽でラスボス戦の曲って感じではないですが、数十秒もすると不穏な空気になり、物語の最後を締めくくる曲となります。
③Fear Factory
やぎ氏イチオシです。オイル工場とオンボロ工場という工場ステージで流れる曲で、工場のライン製造のように一定のリズムで少しづつ音が足されていき曲が完成します。裏設定としてドンキーやディディー達の故郷であるジャングルの一部が破壊された場所にある工場なのだそう。そのせいかどこか物悲しい雰囲気がありますが、繰り返しずっと聴いていられる曲です。流れる機会は上記の通り2か所ですが、最も印象に残っている曲です。
当時、プレイした人もしてない人も是非、一度YouTubeで聴いてみて。
完
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