事務所に響く怒号編

ヘルスケア

これは今日実際にあったやり取りである。

『今日もあちぃねぇ』とのんびり仕事をするやぎ氏の耳に隣の部署から怒鳴り声が···

上司「やるってことは、やり方も全部知ってるんだよなぁぁぁ!?」

新人「····」←隣の部屋だから聞こえない。

上司「だから、やるってことは、やり方も全部知ってるんだよなぁぁぁぁぁぁ!!?」

新人「····」←聞こえない。

上司「じゃあ、出てくんなよ!!!二度手間だろぉぉがよぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

ふむ、令和5年である。

もう、見事にパワハラである。

まず、叫ぶ必要がないのだが。

怒号上司の部分をやぎ氏流に変換するなら↓

『お、やる気があって良いねぇ!』

『ちなみにこの作業はやった事ある?』

『ない!?』

『それは勇み足ですなぁ。』

かな。

やぎ氏は休憩時間にも親しい先輩と上記の件を話し合ってみた。実は怒号上司の言い分は至って正当である。やった事もない、やり方も知らないのに『やる』って言うな。失敗したら結局、オレが尻拭いして最初からやるんだから二度手間になる!って事だと思う。聞こえないところもあったから予想だけど。

まぁ正論は良いけど

正論を『使う』のはよくないと思うよ。

きっと、この怒号上司は仕事のデキる実績のある人なんでしょう。たぶん。

でも、その下にいる新人くんは職場に行くのが億劫になってると思うな。

やぎ氏だったら自分が出世したり、退職したりして、いなくなったときに自分の元のポジションに『どんな人を残せるか』つまり、後輩の育成が重要だと思うけど、どうなんだろうか?

繰り返すけど、怒号上司の言い分というか考え方?思考回路?だけは賛成です。『知らないのに、やるって言うな。』の部分ね。

新人時代のやぎ氏は99%理解してできる仕事でも、1%わからない事があれば『わかりません』と言って、よく教育係の上司に叱られたりバカにされたりしたもんです。

不安要素があるのに『できる』なんて無責任だと思っていたから。

逆になんでも『できます!』『やります!』って言う勢いのある同期や後輩は上司に可愛がられてたなぁ。

ただあれから10年。

勢いだけの、根拠のない自信がある連中は辞めていったなぁ

毎日、叱られてばかりだった教育係の上司に当時の事を聞くと『あの中で残るのはやぎ氏だと最初からわかってた。』とほざきます。

『はやく辞めて国に帰れ!』

『小学生の息子より、仕事ができない』

って毎日のように言ってましたよね!?!?おれ忘れてませんけど!!

まぁ、今では仲良い先輩です。

ただ考え方が近かったとしても、怒号上司だけは大嫌いだけどね。

最後にすべてをひっくり返しちゃうけど、『怒鳴りたいヤバい新人くん』いるよね···

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