出張先で買っちゃいました。コレ、前から欲しかったんです。
でもね。定価2,310円(税別)と少しお高いので躊躇してました。
出張先でヒャッホーイって遊んだり、夜飲み歩いたりするよりは、安く収まるしってことで今回購入しました。
そもそも、貞観政要とは中国の唐王朝の最盛期を築いた皇帝・太宗とその臣下達の議論や諫言などのやり取りを後世の皇帝達への手本として編纂されたものです。
日本においても平安時代以来、朝廷や将軍家などの統治者たちに「帝王学」の書として読まれ続けてきた。らしいよ。
一般に知られていると思われる内容は君道第三章の『草創と守成、いずれが難きや』でしょうか。
企業で例えるなら、独立して会社の立ち上げから大企業に成長させるのと、その売り上げを維持し続けるのはどちらが難しいのか?みたいなやり取りです。
本書では立ち上げの頃は、ひたむきで他人に意見も素直に取り入れるが一度、大企業まで成長させると心が驕り自由気ままになり、贅沢をしたり下からの意見も受け入れないようになる。しかも2代目、3代目は苦労知らずのボンボンである。
以上のことから、貞観政要では『守成』のほうが難しいと結論されています。
他にも褒美(給付金)をあげるより、減税したほうが効果がある。とか「あれ?自民党に貞観政要一冊送った方がいい?」みたいに結構、楽しめます。
熟読すれば良い政治家になれるかも🤔
やぎ氏は「出馬したら離婚」と嫁子に言われていますが…。
このように現代社会で生きる人間にも学びがあり、職場で部下がいたり家庭がある人は一読の価値があると思います。
やぎ氏が「この章ウィーね!」とテンションが上がった章を次回、勝手に紹介したいと思います。
お楽しみに👍
完
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