『お客様は神様です』を考察する。

雑記

日本には古くから『お客様は神様です。』という言葉があります。

やぎ氏のこの言葉から受け取る勝手なイメージだと【商売人はお客様がいなければ成り立たない。なので神様のように敬いサービスする】って感じです。

ただ言葉の歴史を辿ると、演歌歌手の三波春夫さんと漫談家の方との会話の中で生まれた言葉とされています。

歌や芸で『お客様』を喜ばせたいという想いが込められているワケです。

日本人らしい『おもてなし』の精神ですね。

しかし、時は流れ令和の世となり気になる事があるのです。

『お客様は神様』という言葉を『客』側から主張するヤカラが増えてないかい?

上記の言葉は『店』側が謙って使うなら、ともかく『客』側が使う言葉ではないよね?

過剰にサービスを求めたり、当たり前だと思う人が増えた気がするよ。

無料の薬味やガリ、紅生姜を使いすぎたらいかんよ。

宅配された段ボールのカドが凹んでようがキレたらいかんよ。

ラーメンの追加の背脂が+100円だからってネットに晒したらいかんよ。

中には『俺がこの店を良くしてやろう』みたいな勘違いしてる人もいるみたいだけど余計なお世話だから辞めようね。

きっと帰ったらバイト君達に変なあだ名で呼ばれてるよ。

短気者のやぎ氏には客商売はできないな。

それで上記のように『お前が言うなよ』と思う会話のやり取りをお客様は神様理論と名付けました。

例えば、

旦那さんが仕事場でコロナウイルスに感染して、家に持ち帰り家族に迷惑をかけたのに、迷惑をかけた側の旦那さんが『好きで病気になる訳じゃないし、しょうがないよね。』って言う感じかな。

それは奥さまが旦那さんの日々の働きに感謝して、フォローしてあげたい場合に言う言葉だよ。みたいな。

皆もそんな事ありますか?

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